★さくりん護国情報室★ | 日本を護るお手伝いをさせてください。 日本社会の動向(国益を損ねる反日・売国行為に手を染める危険人物と政策などの重大ニュースや気になる情報など) そして世界の動向(日本に影響を及ぼす重要な情報)をお伝えして参ります。 併せて自主的な活動レポも書き記して参ります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted by 桜咲凛香(さくりん) on  | 

【民主主義を疑おう!】ダメだこりゃ!自○党の憲法改正案では日本人自らが赤い共産主義憲法を作ることになるので危険です!!【本当は怖い国民主権】

 

占領憲法改正 ダメ。ゼッタイ! 


  今回は日本国憲法の所謂、3大原則の一つ【国民主権(民主主義)】、そして自民党の憲法改正案の危険性について書き記しています。



何故、自民党の憲法改正案がダメ(危険)なのか!


 自民党の日本国憲法改正草案の前文には、この危険な国民主権がしっかり盛り込まれていますが(国民主権だけではなく、危険な3大原則の他2つ、「平和主義」 「基本的人権の尊重」もしっかり盛り込まれている。 巷では、自民党は「基本的人権」を削除した!けしからん!!と批判の声があがっているようですが、しっかりと前文に記載されています。)、それもそのはず、日本国憲法の前文を含め条文を見ればわかりますが、3大原則を改正憲法にもしっかりと継承させなければならないよう明文化されています。 ですから、自民党だけではなく他の政党が草案を作ったとしても同じく危険なわけです。 


 日本国憲法←特に、「国民主権」 「平和主義」 「基本的人権の尊重」という用語が明文化されているところを読んでみてください。 必ず改正した新しい憲法典に明文化しなければならないよう書かれてあります。

前文の国民主権2  
 
 上は日本国憲法の前文で、【国民主権】、つまり【主権】が国民にあることを示している部分です。 「主権が国民に存することを宣言」したうえで、「この憲法を確定する」と書かれてあるところをみると、【国民主権】が基本原則の中でも最も重要な概念であることが見て取れます。

権威は国民に由来する?2 

 ↑前文の続きですが、ハッキリ言ってドン引きです!! 「その権威は国民に由来し」と書かれてあります。 本来、権威というのはスメラミコト(天皇陛下)にあるものですが、いかに我が国の元首たる天皇陛下を否定し、国民が最も偉いかのような言い回しです。 

 そして、「これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。」と書かれてあり、これは【国民主権】を指して人類普遍の原理と示し、人類普遍ということは、国民主権が当然のあり方であるといった言い回しをされている。

 そして決定的なのは、「
これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」と書かれてあります。 つまり国民主権に反する改正憲法、そして下位の法令は無効、という事を言っているようです。 だから必ず改正憲法には【国民主権】を明文化させなければならない。

 要するに、日本国は国民に権威と主権が存在するのであり、天皇陛下は国民より下であるということを遠まわしに書かれてある、まさに本来のあり方を否定し、国体を破壊するアカく恐ろしい似非憲法だということがわかります。


自民党 日本国憲法改正案(前文)2  
自民党の改正案(前文)には、しっかりと危険な3大原則が盛り込まれている。
まず、前文からアウト!です。 
自由民主党 日本国憲法改正草案
画像をクリックして拡大させた方が見やすいと思います。




「国民主権」、そして占領憲法(日本国憲法)の改正が危険な理由


 私が改正は断固反対!! 改正は危険である、これからの日本にとって危険であると言い続けてきたのは、この3大原則(国民主権基本的人権の尊重平和主義)を必ず改正憲法に明文化させて継承させなければならないからです。(これだけを理由に改正を反対しているわけではありませんが)

民主主義 国民主権は共産主義のこと 

 今回、取り上げる【国民主権(民主主義)】というのは、アカの思想、共産主義の思想であり(基本的人権なども同じく共産主義からの派生)、日本国憲法を改正し、新たな改正憲法を作り成立させることにより日本人自らがアカい共産主義憲法(共和国憲法)を成立させることになり、スメラミコト・天皇家を壊滅に追い込む事を日本人自らが認めてしまうことにも繋がる恐れがある。 だから危険なのです。(日本が北朝鮮のような一党独裁の恐怖政治を強いられる危険な国になってしまう恐れがある)


 では、何故、共産主義が危険なのか! まず大まかに言えば他の主義主張は絶対容認せず、言論の自由がなくなります。 そして、理想的な社会(それが良いか悪いかは別として)を作り上げるために暴力をも肯定し、暴力で弾圧することも許されるという、これが共産主義。

 ※共産主義について更に詳しく解説されているブログ記事をみつけました。
 共産主義は危険 その1
 http://ameblo.jp/tamu-rin/entry-10347004115.html

 共産主義は危険 その2
 http://ameblo.jp/tamu-rin/entry-10347344825.html

 共産主義は危険 その3
 http://ameblo.jp/tamu-rin/entry-10348711924.html

 共産主義は危険 その4
 http://ameblo.jp/tamu-rin/entry-10352283741.html

 ロシアは、全世界を危険にさらす米国共産主義の脅威を警告します。
 http://higasinoko-tan.seesaa.net/article/142861881.html
 ↑どうも・・オ○マ大統領は共産主義者のようですね。
 私は、民主主義(国民主権)を絶賛する安○総理も実は共産主義者なのではないか?と見ているのですが・・・。


 現行憲法(日本国憲法)も共産主義の憲法には間違いありませんが、これは約70年前、連合国軍総司令部GHQによって日本が占領され、日本の主権、自由意思が消失した時代に無理矢理、押し付けられたものであり、日本人の自由意思、主権をもって作られたものではないという大義名分が存在するからこそ国体(スメラミコト・天皇家)はかろうじて保たれているのです。

 しかし日本人自らが自由意思、主権をもって日本国憲法を改正し新たな憲法を作り成立させてしまうと【第二の日本国憲法(共産主義憲法)】の成立をさせてしまうことになり、国民主権(民主主義)の力によって天皇家の壊滅をも合法的に可能にしてしまう恐れがある。 天皇家が邪魔だと思えば暴力によって壊滅させることも合法的に可能としてしまう。 だから改正は危険だと言い続けてきたわけです。 

 これでは反日左翼(サヨク)、天皇家打倒を目論む共産主義者の思う壺! これらの危険因子が泣いて喜ぶ共産主義憲法を日本人自らが作ってしまう事は、国体破壊を肯定する愚かな行為である。 たとえ9条が改正されたとしても日本人自らが共産主義を肯定する憲法を作ったとなれば、これ自体、反日左翼(サヨク)、共産主義者が最も理想としたことかもしれませんよ!

共産主義者 天皇制打倒 
反天連>国民主権とは共産主義のこと_靖国

 毎年、8月15日になると、反天連なる不逞な反日テロ集団が靖国神社近くで、「天皇いらない!」 「靖国NO!」 とか叫んでキチガイデモを行うのは、日本国憲法の第1条を読めばそれを可能とさせている事が理解できると思います。 

 自民党の憲法改正草案の第1条にも同じように書かれてありますのでハッキリ言えばアウト!です。 いくら「元首」という言葉を付け加えたところで国民主権を肯定しているのなら意味がないと思います。

自民党 憲法改正案 第1条 
※自民党の改正案(第1条)
画像をクリックし拡大して見てください。

-----
日本国憲法第1条
第一条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
-----

 「この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」とあるように、天皇陛下の地位というのは日本国民総意によって成り立っているという事が書かれてあり、もし、天皇陛下並びに天皇家の方々の地位を無きものにしようと思えば、国民主権によって合法的に可能とせしめる。 暴力によって壊滅に追い込むことも肯定されてしまうのがこの第1条であり、実は恐ろしい条文。 

 日本人自らが自由意思と主権をもって共産主義憲法(共和国憲法)を作り、これを天皇陛下により裁可されてしまえば、この恐ろしい憲法が真の憲法となってしまい、永遠と破棄できなくなる。 これを防ぐには絶対に改正などさせてはならないわけです。

 日本を本当に立ち直らせるには本来の国体のあり方に戻していかなければならないのであり、それは不当に闇に葬り去られてしまった真の憲法である大日本帝国憲法を復権させることです。 

 スメラミコト・天皇陛下の存在がこの国から消えてしまえば、もはやこの国は日本ではなくなります。 国家としてのていをなさなくなるでしょう。 




【警告】自民党安倍政権、親米似非保守、マスコミによって憲法改正は(善)とする洗脳をされ従うことなかれ! 騙されてはいけない! 日本国憲法の改正は間違いである。


 現在、安倍政権では日本国憲法の改正にますます意欲が高まっているようですが、これに殉じるように国民の多くが憲法改正は正しい事であり、9条を改正しなければ国防は出来ない、と反日マスコミ、政治家、似非保守から洗脳され、まるでポピュリズムに傾くかのように憲法改正の方向に流れているのを見て・・・・ こりゃ、日本はもうダメかもしれない・・・ と思うことしばしば。

 中には、改正の危険性を知らせても、その危険性には一言も触れず、まるで何も知らされていないかの如く(何も知らされなかったことにしたいのか?w) しつこく憲法改正を推進するような言動をする者までいますが、こういうのはハッキリ言えば確信犯としか言いようがありません。 こういった不逞者は敵とみなさなければならない。

 憲法問題に関する他の記事
 
自衛権が認められていた占領基本法(日本国憲法) ― チャールズ・ルイス・ケーディスからの発言より―
 
改憲の罠 憲法改正はディスインフォメーション





 さて、今回、埼玉大学名誉教授で哲学者の長谷川三千子先生による国民主権のお話をもとに、国民主権の危険性を周知していきたいと思います。


『ホントは怖い国民主権①』長谷川三千子・倉山満 AJER2012.5.15(3)

----
※文字おこし
※1分32秒辺りから。

<<倉山氏>>
 今日、長谷川先生をお招きしたということの趣旨を説明させて頂きますと、今年は近年にも増して憲法論議が盛んで、「たちあがれ日本」に、「みんなの党」3党が5月3日の日本国憲法を記念する日にそれぞれ会見(?)改憲(?)を出してきたというような盛り上がりなんですけども、まぁ、これは5月3日で終わらせずに、戦後60年以上経ったわけですから、真の憲法論議を!ということで長谷川先生にお話を伺いたいのですけども・・。

 ただ、長谷川先生ということで、ありきたりの条文を解釈する、或いはいるじというお話ではなくて、根底的(?)な憲法を裏付ける思想についてお話をお聞きしたいですけども。

 あの・・・日本国憲法というと、よく3大原則というものが・・。


<<長谷川先生>>
 そう、そう、中学生はみんなこう・・ 一つ「平和主義」 一つ「国民主権」 一つ基本的・・・ え〜と、なんだっけ??とか電車の中でもやってて、こっそり後ろから、「人権!人権!」とか、言ってやったりするくらいもう小さい時から教え込まれている。 それを今日は問題にしていこうと。


<<倉山氏>>
 今回は特に、【国民主権】 よく、民主的というと戦後の日本では物凄く良い言葉のように言われて、マッカーサー以下、占領軍が来たときは民主主義は錦の御旗のような、それこそ本物の錦の御旗にとってかわったような。

 民主主義っていうと戦後の日本、特に今の日本人は良い事のように言われますけど、長谷川先生はもう何十年もこの民主主義という概念が非常に恐ろしい概念である、という論考を様々なわかりやすい啓蒙書から専門的な学術書まで書かれていますので、そのあたりを詳しくお聞きしたいと思います。


<<長谷川先生>>
 タイトルとしては、「本当は怖い民主主義」 「本当は怖い国民主権」 という、そんな感じでいってみたいと思います。

 今日、ちょっとここにコピーして持ってきましたのが、これは東京書籍の社会科の、中学生の教科書なんですけど、ここでも例によって日本国憲法の基本原理、3つあります。 【平和主義】 【国民主権】 【基本的人権の尊重】と! 今日はまず【国民主権】でいきたいと思うんですが、国民主権てどういう原理でしょうか!と言って・・・ ちょっと読んでいただけます!ここ。


<<倉山氏>>
 今日、3大原則、2回読んだので蕁麻疹出そうなんです、今・・。 けど、まだまだ読めますと!

 「国民主権と民主主義、国民主権は国家の権力は国民が持っており、政治は国民によって行われる原理である。 それは民主的な政治と同じ意味である。」


<<長谷川先生>>
 はい、よくできました、倉山くんという感じで中学校の授業をやっているわけなんですが、ただこれだけ聞くともう物凄く当たり前で、なんでわざわざ言うのか?っていうくらい当たり前に聞こえますよね!

 つまり、国民・・ その国の政治っていうのは、その国の国民以外の人間にやってもらったら困りますよね!

 (今の日本になってしまいますよね!by倉山)w

 まさに今の日本もそうだし、もっとハッキリしてたのは、あの戦争に負けて足掛け7年間の占領時代!あれも完全に日本国民以外の誰かさんが来て、「あれをやれ!」 「これをやれ!」と・・。 これはもう、これはもう国の政治としてダメでしょうと!

 そんなんじゃダメで、ちゃんと国民がその国の政治をやりましょうと、これ以上、真っ当な話はないんだけれども、なんでそれをじゃぁ、わざわざ原理として! しかもこれが民主主義ですと! 言うのはどういうことなのか?と考えただすと、実は結構考え出すとクエスチョンマークが出てくる。

 こういうそのちょこっとクエスチョンマークが出てきた時には、何をすると良いか!っていうと、そもそも、その言葉いったいどういう意味なの?というのを聞くというのが、これが一番大事なんですよね!

 ことに明治以降の日本人が使っている言葉の重要な言葉のかなりの部分が西洋語なんですね、実は。 もう、元々日本語の中には一つも無くて、でも西洋人が使っている言葉だからなんとか翻訳して、日本語にして使わなくちゃいけない、ていっぱいいろんな言葉を作ったその一つがこの【主権】ていう、国民主権であり、まず【主権】ていう言葉なんですね。

 この元に遡ってみると、本当は怖い素顔が見えてくることになる、というわけで、今日はちょっとアカデミックに、その日本語に主権て訳される前の西洋語の【主権】というのは、どんな言葉で、どんな概念だったか、その言葉の概念の歴史をちょっとお話したいと思います。

 で、いきなりラテン語が出てくるんですが、【シュプレーマスラテン語で最高の力 という意味)】というのが、実はこの【主権】という言葉のもとなんです。 で、もういきなりラテン語を持ち出すな!なんていう感じだと思うんですが、実はたいしたことはないんです。 要するに「最高の力」という、これがシュプレーマスという言葉の持つ意味なんです。

 なんでこんな言葉が西洋の政治の世界に出てきたかっていうと、これは16世紀のフランスで、ちょうど時あたかも宗教戦争で国の中がシッチャカメッチャカになって、そして実は当時のヨーロッパの王様って結構かわいそうな立場にいて、上は法王様から「あれをせい!これをしちゃいかん!」と命令を受けていて、で、下からは封建領主の突き上げがあって、だからサンドイッチになってやりたい政治が出来ない、というのが当時のフランスの王様の実情だった。

 これはもう、とにかく誰かがきちんと舵取りをしないと国は沈没しちゃうんだよ、という非常に真っ当なことを考えたのがジャン・ボダンという人で、(有名な政治学者ですよね!) そうです。
 
 で、この人が当時、なんかいろいろ曖昧に使われていた、その【シュプレーマス】という言葉をきちんと定義したわけです。 とにかく国というのはよその国からやいの、やいの言われてこっちに舵取りをする、あっちに舵取りをする、外からの圧力に屈するようでは国の政治はきちんと出来ない。

 で、法王様がなんと言おうとも我々はこうだ!という、そういう国家の自主独立、こういう意味が一つある。 で、内側としては封建領主があれこれ言って下から突き上げて、「オイラは従わないよ!」みたいな事を言うと国はきちんと運営できない。 で、もう王様が決めたからきちんとやれ!という国内での最高の力をもって。

 で、こういう外には独立、内側では「俺様は舵取りをする」という、そういうしっかりした権力を確立しておけば、真っ当な政治が出来るだろう、というのが【主権】という言葉の出発点だったんです。


<<倉山氏>>
 え〜と、ちょうどそのころ【絶対主義】が出来上がっていく時代ですけども、これくらい強い力でまとめないと国中がシッチャカメッチャカなので、まぁ圧倒的な強い独裁者を作らないとダメだという話ですね。


<<長谷川先生>>
 そうなんです、そうなんです。 

 で、しかもその時はきちんとジャン・ボダンはそれにくっつけて、だからと言って王様が突然、俺様の銅像を国中に作れ、と言い出しても困るし、民の政治を考えないで、ただひたすらテポドンとか作っても困るし!

 きちんと民のための政治をしなければいけないというのは、神様から王様が命令を受けているんだぞ!というのは、実はセットにしているんですね!(それが王権神授説!) そうです、そうです。

 だから実はその、【君主主権】と言われる絶対王権の政治っていうのは、はたから見るほど、そんなに酷いものではない。 きちんとそういうボダン(ジャン・ボダン)が設計した通りにやっていれば結構良い、真っ当な政治が出来る。
 (前がカオスだったから・・・) そう、せざるを得なかった!

 ところが、それをヘンテコに輸入しちゃったのがイギリスのスチュアート王朝のジェームズ1世なんです。 でね、もうこれは教訓として、へたによその国のマネをしてはイカン!!という、そういう酷い事をしてしまったのがスチュアート王朝のジェームズさんというわけなんです。


<<倉山氏>>
 という恐ろしいお話で。 まず、【主権】という言葉自体がももうとんでもなく恐ろしい概念で、当時、そういうもっと恐ろしい状況だから仕方がなく導入したものであって、本家フランスでも、でもそれを猿真似をしたイギリスでは、ヒトラーも怯えるような恐ろしいことが起きた、ということですね。

 それがいかに国民とくっつくか!というお話を後半に進めていきたいと思います。
-----




『ホントは怖い国民主権②』長谷川三千子・倉山満 AJER2012.5.15(4)
<<倉山氏>>
 前半では、「本当に怖い主権】というお話でしたので、そこに「国民」がくっつくと国民が怖い主権を持ってしまうとどんな恐ろしい事が起きるか、なんとなく国民主権という良いもののように使っているおバカな私のような日本人に教えて頂きたいと思います。


<<長谷川先生>>
 後半は「更に怖い国民主権」という、あの、全般にお話したのはフランスの絶対王権を眺めて、あ〜これ羨ましい、こういうのがあればうちのお母さんもあんな酷い目に遭わなくて済んだのにと、(エリザベス1世のことですね!) いろいろとトラウマを抱えたスチュアート王朝のジェームズ1世がそれを真似したまでは良かったんですが、実は元々イギリスというのは凄くバランスのとれた政治が売り物で、11世紀に大陸の方からウィリアム征服王がやってきて大陸流を持ち込むんですけども、元々のイングランドの民の議会というのを保存しておいて、そしてうまい具合にそことバランスをとりながら、外に対しては、「俺は力が強くて、心は優しい王様であるぞ!」と言ってイギリス国民を守りつつ、イギリスの議会と適当に妥協するという理想的なバランス政治をやっていた、というこういう歴史があります。

 時々、バランスを崩して【マグナカルタ】とか突きつけられる王様もいたんですけども、基本的にはイギリスの政治っていうのはそういう王権と議会のバランスでやってきたわけです。


<<倉山氏>>
 そうですね、日本がマトモ過ぎるのでよくわかるんですけど、イギリスは他の比べると凄いバランスがとれてマトモなんですね。


<<長谷川先生>>
 そうなんです。 日本人から見ると当たり前と思うんだけど、ヨーロッパ全体で見ると、もう超マトモな政治をしていたところにスコットランドからやってきたジェームズ1世が大陸にかぶれてしまった。

 自由王政だと言ってなんでも自分のやりたい放題をやる! これが自由王政だ、なんていうことを言い出すので、これをイギリス人は黙っていない。 そこでイギリス革命というのが起きて、そして100年はかかりませんでしたけど、70年くらいの動乱の時期が続いてしまった。

 で、その間に王様の首がちょん切られたり、共和制になったり、といういろんな怖いことが末にイギリスはもう一度、所謂、名誉革命という格好で、もう一度、バランス政治に戻らなきゃね、というそれが17世紀後半の有名な権利章典と言いますけど、あれは実はイングランドの古き良き法に戻ろうね、というメッセージと言ってもいいものだったわけです。

 ところが、これをもう一回、フランス人が眺めて 「あぁ、羨ましい」と、いつでも隣を羨ましがるっていう最悪なんですけど、今度はフランス人が 「おぉ!あそこでは王様を倒した!羨ましい! 自分たちも王様を倒そう」と。 うんと乱暴に言うとフランス革命ってそういう格好で起こっちゃったんですね。


<<倉山氏>>
 そうですよね、モンテスキューというイギリス政治の勘違いだけで三権分立という概念を発明しちゃってましたしね。


<<長谷川先生>>
 勿論、細かく言えば我々フランス人ももっと歴史を発掘して、ちょうどイギリスの議会にあたるような古き良き伝統を発掘しようみたいな、ある程度、真っ当な事を言う人たちもいたし、それからフランスはやっぱり強くなるためにはもうちょっと中央集権にしなきゃ、とかそういう行政の面で改革をしなきゃ! という人もたいし、いろんな思惑があって王様の首をちょん切りたいだけでフランス革命をやったわけでは無いんですけど、でもフランス革命の一番の旗印になったのが、君主の持っていた主権を国民が奪い返そうという、これなんですね!

 あの有名なシエイエス(エマニュエル=ジョゼフ・シエイエス)という人が、しかも国民というのは、貴族とか僧侶とか、あれはもう国民としない! もう一番下の第三身分の平民が一番偉いんだ! で、我々が力を持つんだ!と言って、そして現実に王様の首を切って革命政府を作って、そして例えば、バンレイ(?)の連中は、あいつらは反革命だ!と言って、30万人大虐殺、というそれをやってのけたのがフランス革命だったわけです。


<<倉山氏>>
 ギロチンじゃ間に合わないから大砲で殺そうとか・・・


<<長谷川先生>>
 そうそう! 大砲なんてね、全然良い方なんですよ! もう老朽船にバンレイの反革命の連中を全部押し込めて、老若男女全部押し込めて釘付けにして、ロワール側の川の底へ・・・ という、これは国民的浴槽(バスタブ)という、そんな名前がついたというんですが、そんな風な格好でもバッサ!バッサ!と王様の首を切っただけじゃなくて・・・

 (最初、国王陛下万歳!!と言って始まったばかり・・)

 そうなんです! それがいつの間にか王様の首をちょん切って・・・・ その王様の首を切り、王妃様を殺し、住民たち大虐殺をする、その錦の御旗は何かっていうと、【国民主権】だったわけです。


<<倉山氏>>
 そうなんですよね、特権階級を倒す。 主権は国民みんなのものだ!主権は国民にあるんだ!といって本当に主権の行使したということでいいわけですね。


<<長谷川先生>>
 で、しかも一番怖いのはなんだたかって言うと、なんで王様の首を切らなきゃいけないのか!っていう話になった時に、まぁ我々の常識だったら王様はこんなに悪いことをいっぱい計画していて、今ここで殺さないと物凄く悪いことがこの先やるから!とか、なんか理由がいりますよね! きちんと理屈の通った話。

 ところがね、【国民主権】てそれがいらないんです。 もう、国民がなにかこれをしたいと思ったらそれがもう【善】である! (止める力はどこにも無い!) 無い! もうそれで行けーということになるんです。


<<倉山氏>>
 ○○なんて関係ない! 伝統など寧ろ破壊するものだ!


<<長谷川先生>>
 という・・・ それから人を何人も殺すのもOK!という、そういう良い悪い関係ない!国民がそれを望むか、望まないか、それだけが大切ていうのが【国民主権】ていう。


<<倉山氏>>
 本当、なんでもできてしまうというのが国民主権ですよね。


<<長谷川先生>>
 日本人ていうのは、割合もう放っておいても国民みんなが常識を心得ていて、あんまり酷いことはしないから、国民主権でも大丈夫だって我々は安心しているわけですけども、でも、国民主権の原理をもし振り回しちゃうと、これはなんでもありの政治になっちゃう、というそういう怖い話が【国民主権】の原理の後ろ側にはピタッと張り付いていますよね。

 だから【国民主権】ていってみれば2つ顔があって、一つ真っ当な顔としては、もう自分の国の政治なんだから人任せにしないで、少しはきちんと「なんで今、こんなに経済が悪化しているのか! きちんと考えて、正しい政治家を選びましょうね」というような凄く真っ当なメッセージにも成りうるし、でも、一皮むくと、もう国民が望めば何やっても良い!! という怖い顔がその後ろにあるという、そういう怖い話なんです。


<<倉山氏>>
 民主主義と言えば、なんでもかんでも良いんじゃなくて、良くもなれば悪いこともあるんだから、その民主主義だから良いんだという発想をやめましょう!というのが今日の趣旨ですよね。


<<長谷川先生>>
 そうです! しかも、実は民主主義って一番古くを辿ると紀元前の古代ギリシャのアテナイで行われていた政治システムなんですよね! そこでも実は同じことが起こっていて、これはもう今みたいに議員を代表で選ぶっていうんじゃなくて、もうみんなそのアテナイの成人男子が大きい広場に集まって、そこでワイワイ議論をしたり、投票したりするんですけど、そこでも実はやっぱり最終的には【デーモス】、つまり民衆(市民たち)が良い!といったらそれが良いんだ、というそういう議論なんですね。


<<倉山氏>>
 まず、今風の言葉で言うと、ポピュリズムに流れやすい!


<<長谷川先生>>
 流れやすいというか、それそのものなんです。


<<倉山氏>>
 本来の意味は、良い意味でも、悪い意味でも【デモクラシー】と【ポピュリズム】は全く同じものだ、というのが古代ギリシャの考え方・・・。


<<長谷川先生>>
 そうなんです! でも、それに一番鋭く気がついていたのが哲学者で、我が尊敬するソクラテス先生はまさに民衆が望んだらそれが善だ!という、そういう原理に従って委員会の裁判所で、ああいう俺様の発言をする哲学者なんかは毒杯を仰いで死ぬべきである、という死刑の宣告を受けてしまった。
 だから哲学者にとって民主主義というのは天敵なんです。


<<倉山氏>>
 ですよね、みんなの為の政治に必ずしも民主主義がいくとは限らない。 民主主義でいく場合もあるけど、いくとは限らないというのが今日の趣旨だと思うんですけど。 そこで日本国憲法は絶対的に民主主義、国民主権、これはもう永久的に変えてはならないものだ、という風になっていますけどこれはどうなんでしょうか?


<<長谷川先生>>
 これを永久に変えなかったりしたら大変なことになる! こういうものは永久に廃止すべきだ!という議論をすべきだと思いますね。


<<倉山氏>>
 では、寧ろ民主主義という言葉に踊らされて中身を考えていない日本国民全員がポピュリズムに陥っているということでよろしいでしょうか!


<<長谷川先生>>
 もう、まさにその通りだと思います。


<<倉山氏>>
 民主主義の中身を考えよう、という、国の為に、みんなの為にという。 或いはみんなに良い政治を考えよう、ということでよろしいでしょうか!

 ただ、3大原則のひとつしか終わっていませんので、是非、来週もお話を続けてお聞かせ頂きたと思います。 宜くお願いします。


<<長谷川先生>>
 もっと怖い話です。w
----





関連記事
スポンサーサイト

Category : ★憲法問題
Posted by 桜咲凛香(さくりん) on  | 2 comments  0 trackback

-2 Comments

WJFプロジェクトの支持者 says..."TPPと道州制の危険性"
従軍慰安婦問題、竹島・尖閣などの領土問題、日本海呼称問題、日本文化起源捏造問題などを英語や仏蘭西語などの多言語の動画という形で日本の主張を世界に発信し日本の名誉回復を目指すWJFプロジェクトをご支援ください。日本国民の生活と日本国の伝統文化を破壊するTPPの危険性を解説する動画もございます。沖縄の分離独立を促進し、中国併合への道筋を整え、日本の国家解体につながる道州制に反対します。

WJFプロジェクト
http://wondrousjapanforever.blog.fc2.com/
2013.08.28 06:57 | URL | #- [edit]
桜咲凛香(管理者) says..."リンクさせて頂きました、"
WJFプロジェクトの支持者様

 コメントありがとうございます。 以前からWJFプロジェクトのブログは拝見させて戴いておりました。

 現在の安倍政権(所謂、安倍信者を含む)の危険性と的確な判断での政策批判はとても参考になるところが多く、自民党、安倍政権批判をほとんどといっていいくらい行わない保守系ブログが多い中、自分自身の心の支柱ともなっている、そういう存在です。

 これからもどうぞ宜くお願いいたします。

 ※事後報告ではありますが、WJFプロジェクトへリンクさせて頂きました。
2013.08.29 18:02 | URL | #CfXOS8Q6 [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://sakurine2012.blog.fc2.com/tb.php/51-2e1167f6
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。